この記事で解決できる悩み
- 移動販売でどんな商品が売れているか知りたい
- これから始めるのにどの商材を選ぶべきか判断したい
- 売れ筋メニューと儲かるメニューの違いを知りたい
たこ焼き移動販売13年目、最高月商500万円を達成したタケが解説します。これから移動販売を始める方の多くが悩む「商品選び」について、実際に業界で長く見てきた経験から答えます。
💡 この記事でわかること
移動販売・キッチンカーの売れ筋人気メニューランキング10位と、商材を選ぶ上で大切な考え方を解説します。ランキングは「平日・土日両方売れる商品」を基準にしています。
結論:移動販売で売れているのは「定番商品」
移動販売で長く活動している業者は、ほぼ全員が定番商品を扱っています。
「誰も見たことがない商品」「家で作ったら美味しかったもの」を売ろうとする方がいますが、認知度がない商品は移動販売では売れにくいです。
移動販売のお客さんは「見て即決」する場面がほとんどです。「なんとなく食べたい」という食欲を引き出せる商品=知っている商品である定番商材が強いのは当然です。
今回のランキングの定義
ランキングは「平日でも土日でも売れる商品」という基準でつけています。
ステーキ丼・ポテト・ローストビーフ・ラーメンなどはイベントでは強い商材ですが、平日の固定出店場所ではやや難しい側面があるため今回は除いています。
移動販売・キッチンカー人気メニューランキング10
10位:焼き鳥・串もの
スーパーの駐車場などでよく見かける焼き鳥屋さんは、平日・土日どちらもコンスタントに売れています。
焼き鳥は1本だけ頼む人が少なく、複数本まとめて注文されることが多いため、客単価が上がりやすい商材です。
イベントでは牛串が特によく売れる印象です。ワンハンドで食べられる手軽さが人気の理由のひとつです。
9位:お好み焼き
粉もん系は定番として強く、場所を選びません。スーパーでも、パチンコ屋でも、フードコートでも通用する。主食にもおかずにもなる汎用性が強みです。
広島焼きはブランド価値が高めで、単価も600〜1,000円近くで売れているケースが多いです。
8位:ホットドッグ
固定店舗ではほぼ見かけませんが、移動販売ではよく見かける商材です。平日に活動している業者が多く、需要が高いことを示しています。
仕込みがシンプルで提供スピードが速いことも、移動販売向きの理由のひとつです。
7位:焼そば
粉もん系の中で最も爆発力がある商材です。特に昼のピーク時間に強く、短時間で大量提供できる商材です。
イベントでは爆発的に売れることがあり、相性の良い会場では1日中売れ続けることもあります。腹持ちが良く「食事として」選ばれやすいのが強みです。
6位:ハンバーガー
近年移動販売でのハンバーガー業者が増えています。ハンバーガーは平日でも土日でも、老若男女問わず食べたくなる商材です。
ハンバーガーのイベントも増えており、需要の高まりを感じます。
タケ(13年オーナー)
注意点として、ハンバーガーは移動販売の中では原価率が高めな商材です。ブランディングと付加価値で売値を上げる工夫が必要です。
5位:ピザ
移動販売で人気の石窯ピザは、実演の見せ方そのものが集客になります。石窯を間近で見る機会は少ないため、作っている様子が通りがかりのお客さんを引きつけます。
感度の高い層に支持されることが多く、比較的単価が高い商材です。平日・土日どちらもコンスタントに活動している業者を多く見ます。
4位:ケバブ
若い世代を中心に根強い人気があり、特に大学での出店によく売れる商材です。
ワンハンドで食べられる手軽さと、あのスパイスの香りが集客力を持っています。イベントでも視覚的にわかりやすく、人が集まりやすい商材です。
タケ(13年オーナー)
3位:たこ焼き
たこ焼きは「爆発力」より「安定感」が特徴の商材です。昼のピーク後もおやつ感覚で売れ、夜も軽食として売れる。つまり時間を選ばずコンスタントに売れ続けるのが強みです。
場所も選ばず、スーパー・パチンコ屋・大学・イベントどこでも売れます。
💡 たこ焼きはやりたい人が少ない=チャンス
たこ焼きは焼きの技術習得が必要で、難しいイメージがあります。そのため「売れるけどやる人が少ない」状態です。難しいからこそ参入障壁があり、継続することで差別化につながります。
2位:クレープ
デザート系の中で断トツの売れ筋がクレープです。流行りのデザート商材がポッと出てくることがありますが、長く売れ続けているデザートはクレープです。
昼のピークが過ぎた後の「クレープタイム」には行列ができます。平日・土日どちらも売れる、デザート系最強の商材です。
タケ(13年オーナー)
1位:からあげ
移動販売・キッチンカーの人気メニュー1位はからあげです。
平日でも土日でも、爆発力もあってコンスタントに売れる。この両方を持っているのがからあげです。
- 短時間で大量提供できる
- 老若男女問わず人気(女性・肉食女子にも)
- 原価率が比較的安定している
- 売上上位の業者にからあげ屋が多い
タケ(13年オーナー)
売れ筋ランキングまとめ
移動販売・キッチンカー売れ筋人気メニューランキング
- ✅1位:からあげ(平日・土日・爆発力・コンスタント全部強い)
- ✅2位:クレープ(デザート系最強・1人運営しやすい)
- ✅3位:たこ焼き(安定感抜群・時間・場所を選ばない)
- ✅4位:ケバブ(若者・大学人気・ワンハンドの強さ)
- ✅5位:ピザ(石窯の実演が集客力・単価高め)
- ✅6位:ハンバーガー(老若男女に需要・近年増加中)
- ✅7位:焼そば(昼のピークに強い爆発力)
- ✅8位:ホットドッグ(移動販売では珍しいが需要あり)
- ✅9位:お好み焼き(粉もん・場所を選ばない・広島焼きはブランド力あり)
- ✅10位:焼き鳥・串もの(複数注文で単価UP・イベントでは牛串が人気)
「売れる」と「儲かる」は別物
重要な注意点があります。
「売れる(人気メニュー)」と「儲かる商品」はイコールではありません。
この10商材はそれぞれ原価率・提供スピード・必要スタッフ数が異なります。売上が高くても、原価率が高ければ利益は残りません。
💡 商材を選ぶときに確認すること
①原価率が適正か ②1人でも提供できる速さか ③ロスが出にくいか ④平日でも売れるか ⑤仕入れ先が安定して確保できるか
売れる商品かつ利益が残る商材を選ぶことが、長く続けられる移動販売経営の基本です。
定番商品のアレンジが最も勝ちやすい
「ただの定番商品を売るだけでは差別化できない」と思う方もいると思います。
おすすめは「定番商品をアレンジしてオリジナルに見せる」方法です。
例:
- ○○(地域名)たこ焼き
- ○○焼きそば(ご当地素材を入れる)
- 地名や食材名を商品名に入れてご当地感を出す
「定番の名前がついた新しいもの」は売れやすい傾向があります。ゼロから知らない商品を売るよりも、認知されている土台に独自性を加えることが商売の近道です。
⚠️ 商標登録・協会への注意
商品名によっては商標登録されているものや、協会に所属しないと販売できないものがあります。オリジナル商品名を作る際は事前に確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 移動販売で売れる商品はエリアによって変わりますか?
変わります。都市部のオフィス街と、地方の住宅地では需要のある商材が異なります。ただし今回のランキングに挙げた商材は比較的どのエリアでも需要があります。開業前に自分が出店するエリアのイベントや固定出店場所を下見して確認することをおすすめします。
Q. 新しい珍しい商材を選んではいけませんか?
「全く認知されていない商材」はリスクが高いです。ただし「珍しい食材を使った定番商品」は差別化になります。「○○(珍しい素材)のたこ焼き」「○○産の素材を使ったからあげ」のように、定番商品に独自素材を組み合わせる方法が比較的安全です。
Q. ランキング上位の商材から選ぶのが正解ですか?
必ずしもそうではありません。「自分が継続して作れるか」「商材に愛着を持てるか」も重要です。好きでもない商材を長く続けることは難しいです。ランキングを参考にしつつ、自分が情熱を持って続けられる商材を選ぶことが最終的な正解です。
Q. 今からからあげを始めても遅くありませんか?
遅くはありません。需要は常にあります。ただし競合も多いため、品質・価格・出店場所の差別化が重要です。
Q. クレープは技術が必要と聞きますが、どう習得できますか?
まず移動販売でクレープを扱っている業者にアルバイトとして入ることが最短ルートです。技術習得と同時に業界のつながりも作れます。

