こんなお悩み、ありませんか?
- ✔キッチンカーは毎月いくらかかるのか、固定費と変動費の内訳を把握したい
- ✔月商に対していくら手元に残るのか知りたい
- ✔ランニングコストを下げる方法を知りたい
タケ(13年オーナー)
毎月いくら出ていくかを先に把握するほうが、資金計画は崩れにくくなります。
💡 この記事でわかること
この記事でわかることを、先に3つ挙げておきます。
- 月のコストは「固定費5〜20万円+変動費(売上の約40%)」
- 固定費・変動費の内訳と月商別コスト早見表
- コストを下げる3つの方法で黒字化する設計
たこ焼き移動販売13年。数字で経営してきた経験から、キッチンカーの毎月のランニングコストを、固定費・変動費の内訳と早見表で具体的に解説します。 (→ 関連:キッチンカー開業資金はいくら必要?費用の内訳と5つの調達方法【完全版】)
結論:月のランニングコストは「固定費5〜20万円+変動費(売上の約4割)」
*Photo by Tim Samuel on Pexels*
結論から言うと、キッチンカーの毎月のコストは2種類に分かれます。
- 固定費:売れなくても毎月かかる。月5〜20万円が目安
- 変動費:売れた分だけかかる。売上の約40%(原価+歩合の出店料)
たとえば月商100万円・固定費10万円なら、変動費は約39万円。合計で月49万円が出ていき、手残りは約51万円という計算になります。 (→ 関連:たこ焼きキッチンカーの収支モデル|月商50・100・300万円の内訳を13年オーナーが公開)
開業前に「いくら売れるか」ばかり気にしがちですが、毎月いくら出ていくかを先に把握するほうが、資金計画は崩れにくくなります。
ランニングコストは「固定費」と「変動費」に分かれる
*Photo by Matheus Bertelli on Pexels*
経費を正しく管理するには、この2つを分けて考えるのが基本です。
- 固定費:売上ゼロの日でも容赦なく出ていくお金。ここが軽いほど赤字になりにくい
- 変動費:売れた分だけ増えるお金。売上に比例するので、率で管理する
この分け方ができると、損益分岐点(黒字の境目)も自分で計算できるようになります。
タケ(13年オーナー)
固定費の内訳(売れなくてもかかる)
*Photo by Imani Williams on Pexels*
毎月決まって出ていくお金は、主に次の通りです。
- 仕込み場代:シェアキッチンや営業許可付き厨房の賃料(月3〜8万円)
- 車関連:ローン/リース・保険・通信(月2〜6万円)
- その他:定額の消耗品・サブスクなど(月数千〜1万円)
固定費は人によって月5万〜20万円と幅があります。新車のローンを背負うか、中古を一括にするかで、ここが大きく変わります。
変動費の内訳(売れた分だけかかる)
*Photo by YU HSIU CHOU on Pexels*
売上に比例して出ていくお金は、主に2つです。
- 材料費(原価):たこ焼きの原価率は23〜25%
- 出店料(歩合):売上の10〜30%が相場。固定契約なら固定費側に入る
原価24%+出店料15%なら、変動費率は約39%。月商が増えれば変動費も増えますが、率は一定なので管理しやすいのが特徴です。
月の総コスト早見表(月商別)
*Photo by Kuan-yu Huang on Pexels*
変動費率39%・固定費10万円のとき、月商ごとの総コストと手残りをまとめます。
| 月商 | 変動費 | 固定費 | 総コスト | 手残り |
|---|---|---|---|---|
| 50万円 | 約19.5万円 | 10万円 | 約29.5万円 | 約20.5万円 |
| 80万円 | 約31.2万円 | 10万円 | 約41.2万円 | 約38.8万円 |
| 100万円 | 約39万円 | 10万円 | 約49万円 | 約51万円 |
| 120万円 | 約46.8万円 | 10万円 | 約56.8万円 | 約63.2万円 |
月商が上がるほど手残りの伸びが大きくなります。これは固定費が一定のままだからです。固定費を低く抑えられている人ほど、売上が伸びたときに一気に手残りが増えます。
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ランニングコストを下げる3つの方法
*Photo by Cihan Yüce on Pexels*
毎月のコストを軽くすれば、それだけ手残りが増えます。方法は3つです。
- 固定費を下げる:仕込み場を自宅で完結できれば月3〜8万円を節約。車のローンを背負わない(中古一括)。効果がいちばん大きい
- 原価率を下げる:仕入れ先の見直しで23〜25%に抑える。変動費が下がる
- 出店料を歩合から固定・低率に変える:直契約で歩合を下げると、売れた分が手元に残りやすい
固定費が重い人ほど赤字になりやすく、固定費が軽い人ほど少ない売上で黒字になります。違いは才能ではなく、開業時の設計です。
出店料はランニングコストの大きな部分です。詳しくは移動販売の場所代(出店料)の相場は売上の10〜30%にまとめています。
タケ(13年オーナー)
まとめ
キッチンカーのランニングコストについて、要点を整理します。
- 月のコストは「固定費(5〜20万円)」と「変動費(売上の約40%)」に分かれる
- 変動費率 = 原価率(23〜25%)+ 歩合の出店料(10〜30%)
- 月商100万円・固定費10万円なら、総コスト約49万円・手残り約51万円
- コストを下げる近道は「固定費を下げる・原価率を下げる・出店料を低率にする」の3つ
基本公式:手残り = 月商 −(変動費 + 固定費)
開業前でも、自分の固定費と変動費率を入れれば毎月の収支が見えます。まずこの内訳を把握することをおすすめします。








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