たこ焼きの元祖「ラヂオ焼き」をたこ焼き発祥の店の【会津屋】で実食

[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]こんにちはたこ焼き屋の タケ (@takeshihorii126 )です。[/voice]

 

たこ焼きのお店って大阪にたくさんあるけどたこ焼きの発祥ってどこなんだろう?明石焼きとかラヂオ焼きとかあるけどどんなもの?

 

このあたりの疑問を食レポを交えてお送りします。

 

結論からおつたえするとたこ焼きの発祥は大阪です。そしてたこ焼き発祥のお店は「会津屋」です。

 

この記事ではたこ焼き屋5年目のぼくが

  • たこ焼き発祥のお店はどこにあるのか?
  • たこ焼きはどのように生まれたのか?
  • ラヂオ焼きってなんなのか?

このあたりについて解説していきます。

 

目次

たこ焼き発祥のお店は会津屋さんです。たこ焼きはどのように生まれたのか?

たこ焼きの発祥のお店は会津屋さんです。ここでたこ焼きは生まれたと言われています。

歴史をさかのぼること昭和のはじめ頃大阪市西成区今里に遠藤留吉さんという方が会津屋を創業。

自分で値段をつけられる商売をしたいということで小さな屋台からはじめたそうです。
遠藤さんは福島県の会津の出身なのでその「会津」をとって会津屋になったと言われています。

 

ただ昭和の初期ということで文献を調べると色んな説があります。

開業当初実はたこは入っていなかったそうでラヂオ焼きというものを最初販売していました。

 

たこ焼きの元祖ラヂオ焼きって何?ラヂオ焼きは牛すじ・コンニャクが入ってます。

ラヂオ焼きというのはタコを入れず牛すじとコンニャクを醤油ベースで甘っ辛く煮たものを生地に入れて焼いたものです。

ラヂオ焼きがうまれたのは昭和8年ごろと言われています。なので会津屋の開業も昭和8年ごろ。

ある日お客さんの「大阪は肉かいな、明石はタコ入れとるで」の一言がヒントになったそう。

 

今まで牛すじ・コンニャクを入れてましたがタコを入れはじめて「たこ焼き」と名づけられ、世の中に広まっていったそうです。これが昭和10年ごろの話です。

 

なんでラヂオなの?

当時まだ高価でハイカラだったラヂオにあやかってラヂオ焼きとされている。

 

明石焼きはどんなもの?

明石焼きは兵庫県明石市の郷土料理になります。鶏卵を多く使用するため色味が黄色く丸い玉子焼きのようです。

小麦意外に浮粉と呼ばれる小麦でんぷんを粉を使うので生地もすごくやわらかくできるんです。

食べ方としては出汁で食べます。ちなみに明石焼きを食べに行きたいとお考えであれば「きむらや」がおすすめです。創業150年以上の老舗中の老舗。

 

たこ焼きの年代別価格、たこ焼きはいくらで売られてきたのか?

たこ焼きが出来たと当初いくらぐらいで売られていたと思いますか?またどのように今の価格になったのか?年代別でご紹介

年代別のたこ焼き価格表

価格
昭和10年 2個1銭
昭和23年 2個1円
昭和29年 8個10円
昭和32年 6個10円
昭和35年 12個30円
昭和40年 8個30円
昭和44年 12個100円
昭和47年 8個100円
昭和55年 7個100円
昭和60年 5個100円
昭和63年 4個100円
平成2年 12個400円
平成9年 12個420円
平成10年 12個400円

会津屋参照

 

 

たこ焼きの発祥のお店【会津屋】さんで元祖たこ焼きのラヂオ焼き

今回伺ったのは会津屋ナンバ店。地下鉄ナンバ駅の地下街にあります。比較的行きやすいのでこちらにはよく伺います。

店内でも小スペースがあるので焼き立てがゆっくり食べれますよ。

 

会津屋ナンバ店のメニュー

たこ焼きをはじめ、ラヂオ焼き、明石焼き、ネギ入りたこ焼きなどメニューも色々とあるので楽しめます。食べ比べもできる3種盛りとかもあります。

 

 

ぼくは食べ比べがしたかったので3種盛りを選びました。3種盛りは(たこ焼き・ネギ入りたこ焼き・ラヂオ焼き)という内容となっています。これで550円安い。

 

 

小ぶりで一口サイズで食べやすいです。12個も入っていたので満足度高いです。それぞれ生地に十分に出しが効いているのでソースをかけずにおいしく食べれます。

[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]しかしラヂオ焼きが美味すぎました。たこ焼きと比べ歯ごたえはおとりますが牛すじ・コンニャクがしょうゆベースで甘っ辛くにてあるので生地にその味がいい感じに染み込んでたこ焼きとまた違った良さがあります。中トロで病みつき。[/voice]

 

普段ぼくも自分のお店でラヂオ焼きを出したりするのですがホントたこ焼きのファンとラヂオ焼きのファンって層が違います。

ラヂオ焼きのファンってラヂオ焼きばかり食べます。

 

 

こちらの会津屋さんのお客さんも、ラヂオ焼き好きの方はラヂオ焼きばかり食べているかも知れませんね。

しかし大阪ではラヂオ焼きもめずらしく大阪の人でも知らない人がほとんどではないかな〜

自分のお店の常連さんに大阪の方がいますがラヂオ焼きは知りませんでした。それぐらい珍しいものです。

 

ラヂオ焼きはどこで食べれるの?

会津屋さんは昔と比べかなりお店があるので機会があれば食べてみてください。どこにあるか紹介しておきますね。

[box class=”green_box” title=”会津屋さん店舗一覧”]

  • 会津屋本店(大阪市西成区玉出西2-3-1)
  • エビスタ西宮店(兵庫県西宮市田中町1-6)
  • なんばウォーク店(大阪市中央区千日前1丁目虹ののまち5-8なんばウォーク3番街南通り)
  • お台場店(東京都港区台場1-6-1デックス東京ビーチ4F)
  • 梅田店(中央きっぷうりば(緑の窓口)を左手に、10m歩くと桜橋口出口の案内がある。)
  • ナンバ店(大阪市中央区難波5丁目)
  • ユニバーサル・シティーウォーク大阪店(大阪市大阪市此花区島屋6丁目2-61-411 ユニバーサル・シティーウォーク大阪 TM 4F)
  • 天保山店(大阪市港区海岸通 1-1-10 天保山マーケットプレース内)
  • 粉カルト天下茶屋店(大阪市西成区岸里 1-1-9)
  • ららぽーとEXPOCITY店(大阪府吹田市千里万博公園2-1 ららぽーとEXPOCITY 3F)

[/box]

こちらで食べれるのでラヂオ焼きを食べたことがない方はぜひ立ち寄って見てください。

 

 

まとめ:たこ焼きの発祥は大阪の会津屋さんで生まれ、たこ焼きの元祖はラヂオ焼きです。

たこ焼きの発祥は「会津屋」さんです。店主がお客さんの一言で思いつき昭和10年にたこ焼きは生まれました。

そしてたこ焼きの元祖はラヂオ焼きになります。

たこ焼きの根源となるものでタコではなく中に牛すじとコンニャクが入っていました。

 

ぜひ一度伺って見てください。

 

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この記事を書いた人

たこ焼き、旅、ブログが好きです。内申点10、初アルバイトは1ヶ月でクビ。
仕事、勉強できない僕がたこ焼きで起業し最高月商500万の起業家に!年間144日しか働きません。ブログ、旅,オンライン英会話、移動販売についておもに発信していきます。
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