こんにちはたこ焼き屋10年目の タケ (@takeshihorii126 )です。
「これからたこ焼き屋として開業しようとしているけど、どんな業務用のたこ焼き器を選んだらいいのかわからない。」
こんな疑問にお答えしていきます。
業務用のたこ焼き器をいざ購入しようと思っても悩みますよね?いろいろな形や種類があるので何を選んだらいいのかわかりません。しかし開業前は一日でも早くたこ焼き器を購入してたこ焼きを焼く練習もしたいですよね。
そこで今回たこ焼き屋10年目でもあるぼくが
- 業務用たこ焼き器を選ぶ5つのポイントとは?
- 業務用たこ焼き器はどんなものがあるのか?
- また自分にあった業務用たこ焼き器はどんなものか?
この辺りについて解説していきます。
これでもうあなたはたこ焼き器選びに迷うことはありません。
ではさっそくどうぞ。
業務用のたこ焼き器はまず3種類の中から選ぶ(プロパンガス・都市ガス・電気)
業務用のたこ焼きを購入する上でまず大切なことは自分がどんな業態で使うかを決めること。例えば、ぼくは移動販売でたこ焼きを営んでいるのですが移動販売でやる場合だと、都市ガスタイプのたこ焼き器は使えません。
なので業態によって買うたこ焼き器を変えましょう。
- 店舗型:都市ガス・プロパンガス・電気
- 移動販売型:プロパンガス・電気
- 屋台型:プロパンガス・電気
定番は店舗型なら都市ガスかプロパンガスです。そして移動販売型だとプロパンガスか電気になりますが移動販売の場合はプロパンガスのタイプが主流です。
電気のタイプのたこ焼き器を使うのであればプロパンガスが使えない施設には有効です。屋台も同様のことが言えます。なのでまずは自分がどんな業態でやるのかを決めましょう。
業務用のたこ焼き器を買うなら銅板と鉄板どっち?売上重視なら銅板一択
業務用たこ焼き器を購入するために考えないといけないこと2つ目です。それは銅板を選ぶか鉄板を選ぶかです。
まず銅板と鉄板のそれぞれメリット・デメリットを見ていきましょう。
業務用のたこ焼き器を買うなら銅板か鉄板はどちらがいいのか?
最近の主流としては銅板のたこ焼き器を使われている店舗が多いです😌
銅板のメリットとしては
・熱伝導が良いので早くたこ焼きが焼ける。
・早く焼ける分売り上げが立てやすい
というメリットが挙げられます🐙 pic.twitter.com/scKFW0ivjV
— タケ/ 旅するたこ焼き屋 2月インド🇮🇳タイ🇹🇭 (@takeshihorii126) 2019年1月31日
銅板 | 鉄板 | |
メリット | ・熱伝導が高い ・売上が上げやすい |
・本体が安価 ・鉄板のメンテナンスはしなくていい。 |
デメリット | ・たこ焼きを早く反す技術がいる。 ・定期的に銅板のメンテナンスを行う必要がある。 |
・売上が上げづらい。 ・熱伝導が悪いので焼くのに時間がかかる。 |
今、たこ焼き業界の主流は銅板です。大阪のたこ焼き屋を食べ歩いても銅板を使用しているたこ焼き屋さんが非常に多いです。また売上を上げているたこ焼き屋さんのたこ焼き器をみると8割型は銅板を使っています。
ぼくも実際に使っているのは銅板です。移動販売だとイベントが主な収入源でしてイベントは短時間により多く売ることが売上を上げる大事なポイントなんです。なのでぼくは銅板を使います。
比較的銅板の方が鉄板よりたこ焼き器は高いのですが先のことを考えると銅板を選んだほうが懸命です。もちろんそのためにたこ焼きを焼く技術は常に上げ続けなければいけませんがそんなに難しいことではありません。
ただ銅板は定期的にメンテナンスをしないとススが付きすぎて焼きづらい原因となりますのでそのことだけはマイナスポイントです。
[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]ぼくは銅板、鉄板のメリット・デメリットを比較しても迷わず銅板を選択しますが。やはり早く焼けて売上を上げやすいので。[/voice]
ここまでは必ず選択しないといけない項目です。
業務用のたこ焼き器を選ぶ5つのおすすめポイント
ここからはより大切な選ぶポイントをお伝えしていきます。たこ焼き器を購入するときは必ずこれでなければいけない!っという決まりはなく、それよりも自分の今の状況に合わせてたこ焼き器を選ぶべきです。無理をせず多少の余裕を持って購入してください。
たこ焼きの移動販売で開業時に選びたいたこ焼き器のポイント
・資金ないなら出来るだけ安く
・鉄板ではなく銅板
・横長のたこ焼き器では縦長(なるべくスペースを取らないものを選ぶ)
・火力の強いものを選ぶ以上の事を意識。
お金あるならオーダーメイドで作るのをオススメする!
— タケ/ 旅するたこ焼き屋 2月インド🇮🇳タイ🇹🇭 (@takeshihorii126) 2019年1月29日
1.資金に余裕がないなら中古という選択もあり
まず資金の余裕がない人は中古のたこ焼き器をオススメします。たこ焼き器の中古機材もちょくちょく出回っていますし。新品と比べコストも抑えれることがメリットです。
また中古だからといって質が落ちるのか?と言ったらそういうわけでもないので安心してください。ちなみに中古機材で有名なところだとテンポスや楽天市場が有名です。
資金がカツカツの方は選択肢の一つとして中古という手段もあるということを覚えておいてください。
2.火力の強さは美味しいたこ焼きを焼くための一つの要因バーナーを見極めろ。
たこ焼き器を購入する上で美味しいたこ焼きが作れる器材を選びたいですよね?そこで意識したほうがいいことは「火力が強いものを選ぶということです。たこ焼き器によってガスのバーナーの本数は違います。火力が強いものだと一列一列にガスのバーナーが入っています。
もちろんガスのバーナーの本数が増えるほどたこ焼き器の値段も上がりますのでご自身の予算と相談してみてください。
3.たこ焼き器は横長タイプと四角タイプの2種類、スペースないなら四角タイプを選べ
一般市場に出てるたこ焼き器は横長タイプと四角タイプの2種類に別れます。では横長タイプと四角タイプの選ぶ基準はなにか?それは価格とスペースの問題です。
店舗、移動販売のどちらの業態にも言えることですが作業スペースは決まっています。なのでたこ焼き器もその作業スペースに適した選び方をしなくてはいけません。
スペースの狭い移動販売に関しては横長でスペースを取るたこ焼き器は不向きです。移動販売の業態で経営されるのであれば四角タイプが作業スペースを取らないのでおすすめです。
店舗型に関しても同じことは言えますが比較的店舗の方が作業スペースが広い場合が多いので店舗の業態であれば横長タイプでいいかと。あとは価格の問題で基本横長タイプより四角タイプの方が価格としては高く、横長タイプのが比較的に安いです。
[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]たこ焼き器の台数を何台か置ける分売上にも繋がりますよね。あとはあなたの運営方針によって台数を増やす増やさないを考えたらよいかと。
[/voice]
4.販売したい個数でたこ焼き器を選ぼう
たこ焼き器の銅板の板の穴の数は15穴・18穴・24穴・28穴・32穴のものが市場に多く出回っている銅板です。一枚あたりの穴数は提供数にも直結するので自分が何個入りのたこ焼きを提供したいかによってたこ焼き器は選ぶべきです。
また28穴や32穴と穴数が多い銅板に比例してたこ焼き器は四角タイプの焼台が多くなります。逆に15穴・18穴・24穴の穴数のものは横長タイプのものが多いです。
あとは提供した個数に合っているかどうかです。個数に合ったものを購入しないと半端が出てしまいますからね。個数に合ったものを表にまとめました。
販売個数 | 個数に適した穴数 |
8個 | 24穴、32穴 |
7個 | 28穴 |
6個 | 18穴、24穴 |
5.資金に余裕があるならオーダーメイドがおすすめ
そしてたこ焼き器を購入する上で資金の余裕があり自分の理想のたこ焼き器を作りたいのであれば間違いなくオーダーメイドで作ることをおすすめします。オーダーメイドの良いところは自分の理想なものが作れるということ。
[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/5fb71b8821c44f5b81379adb7a96a6e4-2-e1529993321143.jpg” name=”タケ” type=”r”]ちなみにぼくはオーダーメイドのたこ焼き器を作成したのだけどお金出した甲斐はありました。たこ焼き器3台で100万とちょっと高く付きましたがその分売上と提供数にも影響しています。[/voice]
業務用のたこ焼き器を購入するなら売上目標によって台数の数も変えるべき
あと最後に考えなければ行けないのがたこ焼き器の台数です。大きな売上を上げるにはそれなりにたこ焼き器の台数も必要になってきます。ぼくでいうと基本3台で運営していますが場合によっては4台、5台と増やすときもあります。
たこ焼き器の台数を多く使用する時は短時間で売上が上がる時、ぼくの例で言えばグランパスなどサッカーの試合などは3時間、4時間がピークでその時間帯だけで30万近く売り上げがあがります。
また1日1000人前とか売るときもあるのですが7時〜16時の9時間で売上を上げるには3台では足りません。なので5台で運営しています。ただ台数を増やすのと比例してたこ焼きを焼く人、補助をしてくれる人(たこ焼きをパック詰めしてくれるなど)も必要になってきます。
目安は以下の通り。
参考
- 1人の場合:1台〜2台(提供数8人前から16人前)
- 1人〜2人でたまにイベント:2台〜3台(16人前〜24人前)
- 2人〜:(16人前〜)
台数というより提供数で考えたほうが購入しやすいです。
さらにどのように売上を上げたらいいのかは下記のnoteに書いてあるので売上上げたいって方は参考にしてみてください。売上別に上げたくないって方は買わないでください。
内申10点だったぼくが17日間で500万を稼ぎ出す移動販売のたこ焼き屋になるまでの経緯と本当は教えたくない合理的な戦略。
おすすめの業務用のたこ焼き器を穴数別に集めてみました。
今まで紹介したたこ焼き器を穴数別でまとめました。参考にしてみてください。購入する時はプロパンガスなのか、都市ガスなのか、確認してくださいね。最悪間違って使えないってなるといけないので。
18穴のたこ焼き器
3連
4連
24穴たこ焼き器
28穴たこ焼き器
32穴たこ焼き器
電気式のたこ焼き器(業務用)
こちらに関しては鉄板になります。
番外編(オーダーメイド)のたこ焼き器
圧倒的に高いですが圧倒的に火力が強くスペースも取らず使いやすいです。こちらは資金に余裕があり小スペースで売上上げたいって方にはおすすめです。
たこ焼き器以外の必要な道具を厳選しました。
関連記事:たこ焼き屋を開業するときに必要な16個の道具まとめ-とにかく買っておけ!
まとめ:業務用のたこ焼き器のおすすめは銅板一択
業務用のたこ焼き器の選び方は自分が作りたいもの、販売数、売上目標などでどういったたこ焼き器を購入するか考えてみてください。
銅板か鉄板で選ぶなら銅板一択です。
たこ焼きの原価計算の方法を簡単にまとめました。
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プロのたこ焼きの焼き方を伝授します。
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