こんなお悩み、ありませんか?
- ✔軽トラ・バン・1tのどれで始めればいいかわからない
- ✔車選びで失敗して買い直したくない
- ✔新車と中古、どちらを選ぶべきか迷っている
タケ(13年オーナー)
車種は「商材×出店場所×予算」の掛け算で決まる。人気車種から選ぶのは順番が逆です。
💡 この記事でわかること
この記事でわかることを、先に3つ挙げておきます。
- 車種は「商材×出店場所×予算」で決まる
- たこ焼きなら軽トラ(中古60〜150万円)で十分
- 1台目は中古がおすすめな理由
たこ焼き移動販売13年。何台か車を乗り継いできた経験から、キッチンカーの車種を「商材・出店場所・予算」から逆算して選ぶ方法を解説します。
結論:車は「商材 × 出店場所 × 予算」で決まる
*Photo by Huu Huynh on Pexels*
結論から言うと、車種は次の3つの掛け算で決まります。人気車種から選ぶのは順番が逆です。
- 商材:何を、何種類、どれくらいの量つくるか
- 出店場所:どんな場所に、どの道幅で入るか
- 予算:初期費用にいくら割けるか
たとえばたこ焼き1本で勝負するなら大きな車はいりません。逆に揚げ物+ドリンク+デザートまで出すなら、軽トラでは手狭です。
「いい車」は人によって違います。まずは3タイプの素の性能を正直に並べます。
タケ(13年オーナー)
キッチンカーの車種3タイプを比較する
*Photo by dilbar sandhu on Pexels*
キッチンカーのベース車両は、大きく3タイプに分かれます。それぞれ得意・不得意がはっきりしています。
1. 軽トラック架装型
軽トラックの荷台に箱を載せて厨房にするタイプで、キッチンカーの王道です。
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メリット
- 車両本体が安い(中古なら30万〜80万円から)
- 維持費が安い(軽自動車税・燃料・車検すべて軽い)
- 小回りが効き、狭い道や小さな区画に入れる
- 普通免許で運転できる
デメリット
- 厨房が狭く、1〜2品の商材向き
- 大型機器は載せにくい
- 背の高い箱は走行時の風や横転に注意が必要
2. バン型(ハイエースなど)
ワンボックスの中を厨房にするタイプで、車内で立って作業できるのが強みです。
メリット
- 車内で作業でき、雨でも濡れない
- そこそこ広く、2〜3品の商材に対応できる
- 施錠して機材を積みっぱなしにでき、防犯性が高い
デメリット
- 車両価格が高め(中古でも100万〜250万円)
- 軽トラより燃費・税金が重い
- 販売窓を後付けする改造費がかかる
3. 1t以上トラック型
小型トラックの荷台に大きな箱を載せるタイプで、本格店舗をそのまま動かすイメージです。
メリット
- 厨房が広く、多品目・大量調理ができる
- 大型機器をフル装備できる
- イベントで見栄えがする
デメリット
- 初期費用が高い(架装込みで300万〜600万円超)
- 維持費が重く、燃費も悪い
- 大きすぎて入れない出店場所がある
- 中型免許が必要な場合がある
タケ(13年オーナー)
ひと目で分かる車種比較表
*Photo by Matheus Bertelli on Pexels*
3タイプの違いを表で整理します。
| 項目 | 軽トラ | バン | 1tトラック |
|---|---|---|---|
| 車両+架装の目安 | 60〜150万円 | 150〜350万円 | 300〜600万円 |
| 厨房の広さ | 狭い | 中 | 広い |
| 対応商材数 | 1〜2品 | 2〜3品 | 多品目 |
| 出店場所の自由度 | ◎ | ○ | △ |
| 維持費 | 安い | 中 | 高い |
| 雨天時の作業 | 外作業 | 車内OK | 車内OK |
スペックだけ見ると「広いほうがいい」と思いがちですが、ここで終わってはいけません。自分の商材と出店場所から逆算するのが本題です。
商材から逆算する|たこ焼きなら軽トラで十分
*Photo by Th2city Santana on Pexels*
車のサイズは「何品つくるか」と「ピーク時に何食さばくか」で決まります。
たこ焼き1本で勝負するなら、軽トラで十分です。必要なのはたこ焼き器・冷凍庫・発電機くらいで、広い厨房はむしろ動線が間延びして使いにくくなります。
一方、次のような人は軽トラだと窮屈です。
- 揚げ物+ドリンク+デザートなど3品以上出したい
- 仕込みを車内で完結させたい
- 1回のピークで200食以上を高速でさばきたい
このタイプはバン以上を検討する価値があります。
ポイントは「将来やりたいこと」ではなく「最初の1年で本当に売る商材」で選ぶこと。1年目はメニューが固まらず、ほぼ確実に絞り込まれます。大きい車は固定費という形で毎月のしかかります。
タケ(13年オーナー)
出店場所から逆算する|道幅・区画・電源
*Photo by Huu Huynh on Pexels*
車選びで意外と見落とされ、致命傷になりやすいのが出店場所との相性です。大きい車を買ったあとで「行きたいイベントの区画に入らない」と気づくケースは多くあります。
チェックすべきは3つです。
- 道幅・進入路:住宅街の公園や狭い商店街は大型だと入れない
- 出店区画のサイズ:イベントの1区画は3m×3mが多く、大型ははみ出す
- 電源の有無:電源なしの場所が大半で、発電機を積むスペースがいる
出店場所が「狭い所・電源なし」中心になりそうなら、迷わず軽トラです。逆に商業施設やフードフェス中心を狙うなら、大型の見栄えが武器になります。
出店場所ごとの相場や選び方は、移動販売の場所代(出店料)の相場は売上の10〜30% に詳しくまとめています。
タケ(13年オーナー)
新車か中古か|1台目は中古がおすすめ
*Photo by Imani Williams on Pexels*
「中古は不安、いっそ新車で」と考える人は多いですが、1台目は中古をおすすめします。理由は、1年目はほぼ確実に「車の使い方」が変わるからです。
新車にフル装備でお金をかけても、1年後には「ここをこうすればよかった」が必ず出てきます。中古軽トラなら初期投資を30〜80万円に抑えられ、買い直しややり直しが効きます。
車選びで失敗しやすいポイントは次の3つです。
- 背の高い箱にしすぎて、強風や高さ制限のある場所で苦労する
- 作業動線を考えず架装して、ピーク時に体力を削られる
- 電源・給排水の容量をケチって、あとで足りずやり直す
「安く始めて、必要が分かってから整える」のが、結局いちばん安く済みます。
タケ(13年オーナー)
まとめ:まず中古軽トラから始めてみよう
キッチンカーの車種選びについて、要点を整理します。
- 車種は「商材 × 出店場所 × 予算」の掛け算で決まる。人気で選ばない
- 1〜2品・狭い場所中心なら軽トラ(60〜150万円)、2〜3品・雨天作業ならバン、多品目・大量調理なら1tトラック
- 出店場所の道幅・区画・電源を必ず先に確認する
- 1台目は中古が正解。やり直しが効く状態で始めるほうが成功に近い
迷ったら中古軽トラから。1年やれば自分に本当に必要な車のサイズと装備が体感でわかります。そのときに2台目を本気で選べば十分です。難しく考えすぎず、まず一歩踏み出すことが大事です。








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