こんにちは、たこ焼きブロガーたけ(@yumekanaeru1206)です。
「移動販売って儲かりそうだよね〜」
「移動販売って楽しいそうだよね〜」
という理由で移動販売を開業しようとする人は多いと思います。
「ちょっと待ってください。」
もちろんやり方によっては儲かるし、楽しいこともあります。
しかし移動販売はいいことばかりではなくデメリットもあります。
実際わたしは開業する前にメリット・デメリットを理解した上で、移動販売をはじめました。
現実はさらに厳しかったですが。メリットばかりみて始める方は火傷します。というより続かないかと。
なのでこれから移動販売を開業しようと考えている方はメリット・デメリットを理解した上でどうするかを冷静に考えてみてください。
現在たこ焼き移動販売はじめて4年になるわたしが、移動販売を開業するまえに知っておきたい18のメリット・デメリットをお伝えします。
移動販売を開業する前に知っておきたい9つのデメリット
自分で商売をはじめる方っていいイメージで始める方が大半ではないでしょうか?しかし商売良いことだけではありません。
「こんなはずじゃなかったのに」
「移動販売をはじめなければよかった」
これからはじめる方、はじめようと考えている方にそんな思いをしてほしくありません。
移動販売を営んでいるわたしとしては移動販売を嫌いなものにもなってほしくありません。また後悔もしてほしくないのでまずはデメリットからお伝えしておきます。
天候に左右される
まずは天候に左右されること。どれぐらい左右されるかというと売上0円という時も全然あります。
雨、台風、雪の影響で出店が中止という場合もあります。中止にならなくても天候が悪い場合はお客さんの足取りも悪くなるので売上上げるのが難しいです。
中には雨でも売れる現場はありますがホントまれです。
季節に左右される
季節にも左右されます。6月は梅雨で雨が多いですし、9月は台風が多いです!
冬の1月、2月は特に暇です。まずイベントがありません。まったくではないですが、圧倒的に少ないです。そもそもそんな寒い冬の時期に人はなかなか外に出てきてくれません。
6月,9月に関しても雨が多いことからイベントが少ないですね。また夏は食欲が落ちる季節ですよね?お客さんも同じで購買率は明らかに下がります。
夏は暑く、冬は寒い
夏は車内は大分暑いです。すごい車だと車内温度が50℃近くになるだとか、移動販売は火を使用して調理することが多いのでただえさえ暑いのに夏はもはやサウナです。
また車内(調理する場)に冷房完備がついていれば多少軽減されるとは思いますが基本皆さんつけてないですし、つけるとお金がかかるのでつけないのでしょう。毎年夏は熱中症でダウンする方が相次いでいます。
では、「まだ寒いほうがいいですね」と思われるかもしれませんが冬は冬で寒すぎます。
暖房器具ないと風邪ひきます。車内といっても外とあまり変わりません。雪降っても営業してます。マイナス何度って時もあります。
調理するときはあたたかくなりますが一瞬です。そんな1日ずっとピークだ!という現場はありません。
ですので移動販売をはじめるのであれば夏の暑さと冬の寒さを理解した上で移動販売を開業するかを考えてください。
衛生管理が怖い夏
夏は熱中症以外にも心配なことがあります。それは「衛生管理」。とくに暑すぎると冷蔵庫も冷えにくくなるので大変。
また夏は食材が悪くなりやすいので要注意ですよ。ロスも増えます。食中毒なんか出したらエラいことなのでその危険があることをご理解くださいね。
在庫を抱える
飲食業なので在庫を抱えるリスクがあります。食品なので賞味期限も意識しないといけませんし。
在庫管理をおろそかにしていると使えなくなって損失になりかねません。なので在庫かかえるってほんとリスクです。
食材をロスする可能性
先にもお伝えしましたが食材のロスが出る可能性があります。
それは夏に限らず、繁忙期でも食材をロスする可能性があります。例えば週末のイベントで沢山売れると思い、食材を多めに仕入れ準備したとします。
でもイベントの結果としては全然売れなかったということなんてことはよくある話。
後日、多少はつかえる食材もありますが平日で大量に仕入れた分は全部は使えずロス(捨てる)します。
車は故障したり、事故する可能性がある。
移動販売業っていうものは店舗と違い、常に車が故障したり、事故するリスクを抱えています。
最悪、車が動かなくなって商売できなってこともあるんです。事故なんて自分が気をつけていてもおけるものは起きるので怖いですよね。
故障もそうです。もちろん、こまめな点検をするよう心がけていますが、故障するものはします。
以前私も故障ではないのですが車がバーストして大変でした。
出店できず、大変、仕事を頂いている方にはご迷惑をおかけしました。
そんなリスクを踏まえて開業するかを考えてください。
決して脅しているわけではなく、これが移動販売業の現実です。
出店場所に困る
出店場所に関して一昔にくらべ、全然ないってことはなくなったかと思います。しかし地域で多少は困るってことはあるかと。
また出店場所を探すのが苦手って方もいるとおもうので、その辺はネットに情報が出ているので見つかるまで調べましょう。
合わせて読みたいキッチンカー・移動販売の出店情報の探し方7つにまとめてみた。
社会的地位
移動販売は以前より活躍の場を広げていると感じますが、まだまだ社会的地位は低いと感じます。私は自信もって移動販売業を営んでおりますが社会の味方は低いと感じます。あくまで個人的意見ですが。
移動販売を開業する前に知っておきたい9つのメリット
さておまたせしました。デメリットをみみをふさぎたくなるぐらいお伝えしたので次は移動販売のメリットをお伝えしていきます。耳かっぽじって聞いてください。
場所に縛られない
移動販売のメリットそれは移動できること。
「そのままんじゃん!」って思いました?
固定店舗って移動できないんですよ。わたしはそれがホント苦痛でわかります?
開業前にたこ焼き屋でアルバイトしていたときもホント体質的に無理だなって思いましたね。
移動できる気分転換になるのですがずっと店舗の中にいると換金されてる気分です。
ずっと同じ場所にいるのが苦手な人はまず向いているかと。また場所に縛られないということは極端な話し、北は北海道、南は沖縄までいけるんですよ?すごくないですか?
全都道府県の営業許可証とって旅しながら営業するのもありかもしれないですね。いつかやろうかな〜
人件費がかからない
人件費がかかりません。1人でやっていける飲食業です。大きなイベントに出る場合はアルバイトさんが必要になってきますが売上のバランスを考えてみると人件費は全然かかりませんね。人件費ってちりつもですがけっこう負担大きいですからね。1人手伝ってもらうのにどれだけ売上なあかんねん!!!!!!って感じです。
なのえ人件費そんなかからないビジネスなのでありがたいですね。
固定家賃がかからない
固定店舗でしかも家賃を払っている人はすごく理解してくれるんではないでしょうか?
固定店舗でもなく家賃を払う習慣がある人はわかっていただけるかと。やはり1番費用がかかるのは普通家賃です。
しかし移動販売の場合は出店場所によっては善意でお店の軒先に出店してもいいよと心温かい人がいます。
また売上に対して◯◯%という支払い方が多いです。売上悪かったらその売上に応じて出店料(場代)を支払えばいいので負担は最小限。すごく助かりますよ。
初期投資がかからない
何より初期投資がかからないです。固定店舗でお店をはじめようと思うと1000万なんて簡単にかかってしまいますが移動販売は初期投資おさえようと思えば50万以下で開業できますよ。リスクひく!!
週末起業できる
サラリーマンの方におすすめできる「週末起業」。とくに「料理好き」とか「接客好き」という方にはうってつけです。
また現金商売の中で初期投資も低いですし、複業、副業という考えとして考えてみるのはかかがでしょうか?
攻めの営業ができる
移動販売は先にお伝えしたとおり、場所に縛られないとお伝えしましたね?さらにメリットを追求すると固定店舗と違い、攻めの営業ができること。
商売人がいないと商売は成り立ちません。なので、イベントにいったり人がいるところに自ら動いて人がいるところにお店が出せるわけなんです。待っていてははじまりません!攻めましょう!
自分のライフスタイルに合わせてできる
自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるって最高じゃないですか?働くことはすばらしいことだと思いますが、働きすぎることはわたしはあまり前向きに捉えれませんので。
あ、噛みつかないでください。人それぞれ価値観違うので。
だって大事なことって家族の時間や友人の時間、また旅をして色んなところに行き色んなことをみて、体験することではないでしょうか?過剰に働くのはもうやめましょう。仕事もして遊ぶ時間も大切にしましょう。
相談できる仲間がいる。
そんなわたしも悩むときがあるわけです。そんな時に相談できる仲間や先輩方がいるのは最高ですね。
サラリーマンの時と違って年功序列みたいのでないのでありがたいですね。あくまで対等な立場。もちろん年上を敬う気持ちは持ち合わせております。
ありがとうが多い
いろんな商売をしてきて移動販売をはじめて思うことそれは「ありがとう」が多いビジネスだなと。
特に飲食店はその割合が多い気がしますが特に移動販売ってお客さんとの距離感近いので「ありがとう」の割合高めだと感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか?移動販売のメリット・デメリット理解していただけましたか?デメリットを知ったらやめようと思いました?
それは一つの正解だと思います。大事ことはメリット・デメリットを理解した上で決めたほうがいいということ。あとは自分の気持に委ねましょう。