[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/Profile150150.jpg” name=”” type=”r”]たこ焼き移動販売のタケ@yumekanaeru1206)です。今回は移動販売の場所代について[/voice]
移動販売の場所代(出店料)は固定店舗の飲食店でたとえるなら家賃になります。
しかし固定店舗とは違い、決まった家賃をずっと支払うわけではありません。
もちろんずっと同じ場所に常駐といった形をとれば、固定店舗と同様に固定家賃を払うケースもあるかもしれません。しかし移動販売の場合はずっと固定の場所で出店することはまれです。
では実際、移動販売の場所代(出店料)事情はどうなのか?お伝えしたいと思います。
移動販売の場所代(出店料)の種類は4パターンに分かれている。
移動販売の場所代(出店料)は4パターンに分かれています。
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- 固定
- %(パーセント)
- 固定+%(パーセント)
- 無料
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- 固定→売れても売れなくても、最初から決まった額を支払う。(例:支払い 1日/10,000円)
- %(パーセント)→売上に対して◯%といった支払い方 (例:売上50,000- 売上に対しての10% 支払い5,000円)
- 固定+%→ 決まった額とは別で固定額の支払い (例:1日/10,000円 売上100,000- 売上に対して10% 支払い額20,000円)
- 無料→無料です。場所代(出店料)の支払いはありません
[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/Profile150150.jpg” name=”” type=”r”]まれに相手先が交通費だけ支払いうことや出店しただけで逆に謝礼金といった形でいただくこともある。過去になんどかこのような案件にわたしは遭遇したことがあります。[/voice]
わたしの移動販売の場所代(出店料)はこんな感じ(一部です)
実際のわたしの移動販売での場所代(出店料)を一部ではありますがお伝えします。ご参考に
大学の場所代
大学の場所代の相場は10%~15% といったところ。
大学はランチの時間には多くの学生が利用してくれます。
また、ランチタイムだけにとどまらず、アイドルタイム、夕方の帰り時間に利用してもらっています。
授業の合間の時間帯は基本ヒマです。
スーパーの場所代
わたしが出店しているスーパーの相場は10%
家から近く、比較的に交通費のことを考えるとありがたい現場ですね。
主に主婦の方々に利用していただいてます。
スーパーの客層にもよるかとおもいますがスーパーに関して高額商品はなかなか難しいでしょう。
お店の軒先の場所代
とあるお店の軒先にも出店させていただくこともあります。無料です。
イベントの場所代
イベントに関しては様々で先でもお伝えしましたが固定、%(パーセント)、固定+%、無料の場合と色んなパターンがあります。特に多いのが固定か%になります。
地域ごとによって相場は違うとおもいますが、名古屋のイベントは10%~20%が相場。何を基準で変わるかというとイベントの規模だと言えます。なので固定+%の時は大きなイベントの時が多いですね。
もちろんそのイベントを管理している仲介業者によって場所代(出店料)の設定額は違いますので、「決まってあのイベントは◯◯円」と決まっているわけではありません。
自分のキャパシティーを把握することが出店選びの決め手となる。
さて、ここまで場所代(出店料)のパターンを把握してもらったと思います。大事なのはここからです。耳をかっぽじって聞いてください。
まず、先程お伝えしたとおり出店料のパターンは4パターンあります。気をつけないといけないのが自分がどれだけ売れるかを見誤ること。
例に出して説明していきます。
※出店料が売上20%のパターンです。
利益としてはまずまずといったところですね。もう少し人件費を抑えたいところですが利益は残っているのでこの数字なら出店する価値ありますね。
※場所代が固定50,000円の場合
固定の場合なので売上をある一定あげないと利益は残りません。上の表と比べると利益としては若干落ちていますね。
これは上記と同じ場所代50,000円場合です。
悪天候、イベント動員がそんな見込めなかったというのは別にして、自分が沢山売れる能力がない場合はこうなる可能性があります。
ぜんぜん利益残っていませんよね。完全に自分の能力を見誤っています。
利益が残っただけまだいいとして沢山売ったのに意外と残ってないな〜って何やっているかわからなくなります。
リスクのが高いので自分がどれだけ売れる能力があることを把握しておくことは重要です。
これは上記と同じ場所代50,000円場合です。
計算すると大体場所代が20%になります。これぐらい売れたら結果としては大分いいほうでしょう。
こちらは場所代売上の20%+30,000円という場合
先程の上記と同じように、悪天候、イベント動員がそんな見込めなかったというのは別にして、自分が沢山売れる能力がない場合はこうなる可能性があります。
自分が時間帯(1時間に何時間売れるか)にどれだけ売れるか、1日どれぐらい売ったことがあるのか過去のデータを参考にイベントに出店するしないかも選ぶ必要があります。
自分に売上上げる能力がないのに「イベントにでたい」という目的だけに出店すると痛い目見るので一度自分の能力は把握しておいた方がいいですよ。
大きなイベントに出るとそれだけリスクもついてくる
※場所代出店料20%+50,000円
大きいイベントに出るとより多い売上をあげれる可能性があります。上記の表は良い例です。
しかし大きなイベントはリスクもつきまといます。
こちらは上の表と同じ場所代の条件です。
一見、150,000円って平日に比べて、また人によっては全然いい数字だと思います。売上だけみれば。ただ出店料が高いので利益が残せてません。これでは何をやっているかわからなくなりますよね。でも自分にあってない出店現場に行くとこうなる可能性もあるので覚えておいてください。
※場所代100,000円
こちらもですね。もやは言葉になりませんが場所代100,000円のイベントは大分大規模なイベントだと思います。最初の方は憧れますが、業者によっては合う商材、合わない商材あるのでそこは移動販売をはじめるまえに把握してしておいてください。
商売は売上ではなく利益
移動販売っは良いビジネスです。ただ、楽でもなければ遊びでもありません。商売なわけです。商売は利益を増やして行かないと継続できません。そこを移動販売はじめる前の方は特に理解してください。
[voice icon=”https://horiitakeshi.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/06/Profile150150.jpg” name=”” type=”r”]はじめた当初って売上上がったらうれしいってなるんですけど、あれ、意外に利益残ってないなってことも全然あるのでご注意を[/voice]
「商売で大事なのは売上ではなく利益」です。
※場所代50,000円の20%
開業当初はこれだけ売上を上げれるイベントに信用がないのでまずでれないとおもいますが場所代を多く払うならどれだけ売上あげればどれだけの利益が残るかは把握しておきましょう。でないとただの博打と一緒になりますし、ボランティアと変わらなくなってしまいますからね。
※出店料10%
開業当初はまずこれぐらいの売上、利益を目指したらいいかと思います。上記のように高い売上を上げて高い利益を出さないといけないわけではありません。それは場所代が落ちることによってそんなに売上上げなくとも利益が残るのでまずは100,000円という売上上げれそうなイベントでこつこつ頑張ってください。
さいごに
場所代はイベント、イベントの規模、また仲介業者によってことなります。開業当初はまず自分の能力を把握しましょう。それから大きなイベントでるとか、自分にはでれるのか考えてください。商売は売上ではなく利益です。お忘れなく。
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