キッチンカーの雨対策と風対策してないの?【屋外営業は危険】

この記事で解決できる悩み

  • キッチンカーの雨対策はどのように行えばいいのだろう?
  • 雨の日に出店する場所はどこがいいのだろう?
  • 雨の日に気をつけることってある?

タケシ
こんな悩みを解決できる記事を書きました。

僕は8年ほどたこ焼きの移動販売(キッチンカー)を経営しており月収100万を稼いだこともあります。

 

この「キッチンカーの雨対策と風対策してないの?【屋外営業は危険】」の記事を読めば雨の日対策をどのようにしたらいいのかわかります。

キッチンカービジネスは天候にものすごく左右されます。
どれだけ長く経験を積んでも雨の日出店の悩みは尽きません。

タケ
雨の日は売上が上がりにくいので対策必須

なのでこの記事をじっくり読んで雨に強くなってください。
自分や周りの業者さんの事例を参考にした内容を詰め込みました。
是非参考にしてみてください。

 

目次

キッチンカーの雨の日に影響されやすい出店場所とそうではない場所

 

キッチンカーは雨にとても影響されやすいビジネス。
いかに影響されないように出店して売上を上げるかがキッチンカービジネスで生きてく上でとても大切なことです。

キッチンカーでは「雨に弱い出店場所」と「雨に影響されにくい出店場所」があります。
なのでまずは出店場所に対して理解することがキッチンカーの雨対策として重要です。

雨に弱い出店場所

雨に弱い出店場所をあげると

  • 公園
  • 遊園地
  • 運動場
  • 河川敷

など、自然が豊かで雨がしのげず地盤が土でドロドロになるようなところは圧倒的に雨に弱い出店場所の印象です。

ある公園のイベントの例でいうと晴れていると1日30万売れるようなところが雨が降ると1万円台の売上になることはよくある話です。

河川敷の近くでいうと雨が振り増水がすごいと中止になることもあります。

 

比較的雨に影響されにくい出店場所

比較的雨に影響されにくい出店場所は

  • パチンコ屋
  • スーパー
  • ホームセンター

です。必ずしも雨に影響されないということはないですがパチンコ屋さんは比較的一番雨に影響されない印象です。
またスーパーやホームセンターでも以下の条件で出店しているとお客様は来店しやすいですし集客に影響します。

  • 店頭から近い
  • 屋根がある

など。以外にこの条件はばかにできないです。
もちろん晴れでも店頭から近いほうがいいです。

出店先によって出店料も違うのでその辺も理解しつつ出店場所をみつけていきましょう。
おすすめ記事移動販売の場所代(出店料)ってどれぐらいかかるの?出店場所選びを間違えると破産するその理由とは?

買取案件の優位性

キッチンカー業界では買取という仕事があります。

買取とは

買取とは事前に決まった食数を買い取って頂き売上が保証されている案件のこと。

例えば たこ焼き100食☓600円=60,000円
という形で雨が振ってお客様が100食分購入されなくても売上の60,000円は頂けます。

これなら雨が振っても60,000円の売上は保証されているので安心ですね。

買取はキッチンカーの組合で出店募集をしていたりします。
また自社のホームページをもっておくと直接買取の仕事がきたりするので自社サイトは持っておくと良いです。

たまにSNSからも直接お仕事のご依頼はきたりしますが買取案件は自社サイトに直接来ることが多いです。

 

雨に影響されにくいイベント

まれに雨に影響されにくいイベントなどもありますがほぼないことに等しいです。
屋内のイベントやフェスのイベントなんかは売上は落ちますが高い水準で売上が上がります。

屋内のイベントの特徴としてはガス機材が使えないことが多いです。
「電気の機材で出店してください」という内容が多いのでその辺対応できるようにしておくとそういう仕事も依頼して頂けるかもしれません。

 

キッチンカーの出店場所を探すのでしたらこちらの移動販売の出店場所には困らない3つの探し方と重要事項を解説を参考にしていただければある程度出店先に困ることはないです。

キッチンカーの雨対策おすすめのアイテム【3選】

キッチンカーの雨対策。続いては「アイテム」です。
雨対策の雨とは雨除けしてくれるもの。

実際にキッチンカーを運営している方が使っているアイテムをご紹介します。

1.屋根付きキッチンカー

まずは屋根付きのキッチンカーです。

「屋根付きのキッチンカーって何?」と思われるかもしれません。
どういったものかというとキッチンカーのボディーが跳ね上げ式になっており扉を上げるとそのまま雨よけになってくれるものです。

2.オーニング

オーニングとは後付でよくキャンピングカーに使われている機材でもあります。
雨が降ってない時は使わなくていいのでしまったりできます。
屋根付きのキッチンカーと比べてオーニングを開くと非常に雨をよけてくれるので重宝してます。

また風が強い時もしまったりできるので安心です。

3.傘やタープ

他にも車に取り付け式ではなく傘やタープなどもあります。
比較的タープ使っている方はあまりいませんが傘を使っている方は多いです。

特におしゃれなキッチンカーが使っている印象です。
お店の雰囲気をおしゃれにしたいという考えでしたら傘はおすすめです。

ただ一番風に弱く、飛ばされる確率が高いので注意してください。
お客様の安全が第一で考えましょう。

【キッチンカーの雨対策】雨の日に出店する際の注意点

雨の日の出店でお客様が濡れないための雨対策も必要ですがそれ以外でも注意することがあります。

  • 発電機
  • リールコード
  • 照明
  • 服装
  • 車内

発電機は野外使用だが、雨ざらしは故障の原因

キッチンカーでは電源がお借りできない出店先では基本発電機を使います。
ただ天候が悪い雨の日、雪の日に発電機をしようするのは不向きです。

なので屋根があるところに移動させるか屋根がない場合はなるべく濡れないように工夫をしてください。

排気口を塞いでしまうと発電機が止まってしまうことがあるので排気口を塞がないように発電機の上に板をおいたりしてください。多少は防げます。

おすすめ記事:移動販売で使う発電機の購入する前に知っておきたい5つの注意点

リールコードは漏電に注意

リールコードは軒先で電源をお借りする時や発電機から電源を供給する時に供給元から離れている時に使用したりします。

電源を供給してくるということは雨の日に漏電する可能性があることもお忘れなく。

リールコードとコンセントの部分が濡れてしまうとその可能性が出てくるので発電機と同様に濡れないような工夫が必要です。

感電しないように気をつけてください。

外の照明は意外に危険

過去に実際に起きた事故ですがぼくが使用していた照明が雨の日に割れました。
雨が原因かは正直不明ですが雨にずぶ濡れだったのでその可能性は高いです。

割れた破片でお客様を怪我させてもいけないので頭には入れておいてください。

靴も雨の日の対策必須

雨の時に設営をすると靴がびしょびしょになります。

なので長靴を常時車に乗せて置いて雨降った時はいつでも使えるようにしておくことがいいですよ。

靴下、靴がびしょびしょの状態で営業するのはホント足が気持ち悪いですし体も冷えて体に悪いです。冬は特に足先が冷えるので注意が必要。

 

濡れた服装で営業はみっともない

雨の日はカッパを持ち合わせてなかったら服がびしょびしょになります。

服がびしょびしょの状態で営業していたらみっともないのでカッパの用意と着替えは必須なので用意しておきましょう。

固定店舗で考えたらびしょびしょの服装でで営業しているとか考えられないので意識を上げていくのは大切です。

車内の床が水浸しだったり雨が入ってくる

雨の日に濡れた靴で車内を出入りするとどうしても車内が水浸しになったり外が砂場だとドロなども一緒に車内を汚します。

車内を汚さないためにも汚れない工夫として土落としマットみたいなものもあるので活用してみるのもいいかもしれません。
晴れの日でしたが実際にキッチンカーで使用している方はいました。

 

また雨風強い日は車内に雨が入り込んでくるので窓を締めた状態で営業したりすることも考える必要があります。

また衛生的にもよくないですし。

雨の日に集客するためのキッチンカーの雨対策

雨の日に集客するのは固定店舗と同様キッチンカーでも大変です。

キッチンカーの場合雨を防げる店舗ではないのでより厳しいと考えてください。
場所も移動しますし。

そこでここでは雨の日の集客するための雨対策をお伝えしていきます。

SNSでプッシュ型営業をする

プッシュ型とは?

プッシュ型とは店主のタイミングで情報を発信し、半ば強制的に受動的な顧客にも情報を届けるもの。

LINE@などが最近は飲食店でも活発的に活用されています。

こちらから雨でも来たくなるようなメリットある情報を発信して来客に繋げたりできます。

地元密着でその地に根付く

色んな場所に行くのもキッチンカーの利点の一つですがなるべく同じ場所、出店する場所それぞれ近い場所にしてリピートして頂くお客さんを増やすのも一つの手法とも言えます。

どうしてもいろんなところに移動してしまうとお客様自体来にくいはず。
また全員がSNSなどに登録して出店スケジュールを把握しているとも考えられません。

なので「あそこに行けばいる」と思ってもらえればお客様も来店しやすいので来店しやすいようなスケジュールの組み方をしてみましょう。

雨に影響しにくい現場を探し続ける

雨でも売れるという場所は正直100%わかりません。

なので常にアンテナを張って雨に影響されにくい現場を探すことです。
終わりなき旅です。探し続けてください。
先入観でここが一番売れると思っている以上に売れるところはあるかもし売れません。

納得してしまったら成長も止まってしまいますから。

他の収入源を確保する

コロナをきっかけに「1つの収入で生計をたてる」ということが覆されたのではないでしょうか?

1つのことだけを継続するのは今まではよく思われていました。
特に日本は。キッチンカーは職人気質の方が多いので今となっては危険な考え方です。

ただ今の情勢的にコロナで緊急事態宣言と雨が降る。
この両方が重なると大分売上は下がります。

 

そこで雨の時期は出店を控えて他の生業を持つことも選択肢の一つと考えることは極めて重要なことです。

キッチンカーの出店は風が恐ろしい【野外危険】

雨の日対策するのと同じぐらいキッチンカー運営する上で風対策も非常に大切。

風対策をするかしないかでは事故に繋がる可能性をグッと抑えれます。
ではどのように風対策をしたらいいのかお伝えしていきます。

風に影響されにくい設営対策をする

  • 車にくくりつける
  • 劣化がないか定期的にチェック
  • 風に影響されにくい販促物を使う。
  • 危険物にくくりつけない

車にくくりつける

看板をただ立てかけているだけの業者を度々見ますが晴れている時にしか対応できません。風が強い時は簡単に飛ばされるので車にくくりつけておいてください。

くくりつけても飛ばされるのが屋外営業の怖さです。

劣化がないか定期的にチェック

自分はよくインシュロックを使うのですが雨に打たれたりなんでも使っているとどうしても消耗品なので劣化します。

インシュロックはタペストリーを固定するときに使いますがたまに風に煽られた時の抵抗で劣化したものは壊れてしまう場合があります。

確認を怠るとすぐ事故につながってしまうので

 

風に影響されにくい販促物を使う。

キッチンカーの設営を見ていると風対策がぜんぜんされていないと感じます。
あなたの販促物は風に飛ばされないですか?またお客さんの安全は確保されていますか?

今一度検証し対策してください。

 

危険物にくくりつけない

危険物をおもしに使うのはおすすめしません。
過去にぼくは風と雨が強い日にタープが飛びそうだったのでおもしとしてガスボンベをタープにくくりつけていました。

ただ想像以上に風は強くタープが浮いてガスボンベも浮いて大事故に繋がるところでした。
運良くお客様の助けもありタープは飛ばされずに住みましたが非常に危険な状況でしたしゾッとする過去の出来事です。

 

販促物などをしまう

風に影響されにくい販促物を使っていたとしてもどうしても「これは危ないな」という時があります。
そんな時は無理に販促物を出して営業するのではなく安全を優先して販促物自体しまってください。

事故になってからでは遅いので早めの対応が肝心です。
何年も前にキッチンかーの業者がお客様に大怪我させた実例もあるので気をつけてください。
気の緩みからいつか当事者になるかもしれません。

最悪出店を中止する

出店現場によって自分から中止にできないところもありますが、出店中止できる現場であまりにも危険だと思う時は迷わず中止にしてください。

一番はお客さんの安全です。

まとめ:キッチンカーの雨対策と風対策を徹底しよう

まとめ
  • 雨に弱い出店先を把握する
  • 雨に影響されにくい出店先を探す
  • 買取案件は雨に左右されない
  • 雨に影響されにくいイベントもある

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この記事を書いた人

たこ焼き、旅、ブログが好きです。内申点10、初アルバイトは1ヶ月でクビ。
仕事、勉強できない僕がたこ焼きで起業し最高月商500万の起業家に!年間144日しか働きません。ブログ、旅,オンライン英会話、移動販売についておもに発信していきます。
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